No.565
金曜の仕事終わりに観に行ったらめちゃめちゃドーン!と感動、というかとにかく『なんて良い映画なんだー!!』という気持ちになり、翌日朝からゴーストバスターズを観て、そしてレイトショーでもう1回観て来てしまいました。2日連続で行っても面白かった~!
2回とも字幕で観たので、3回目にもし行くなら吹替で観ようかな。笑
とりあえず、余り知られていないのでサラッとあらすじを↓
ジャングルに置き去りにされていた所を黒ヒョウのバギーラに発見された人間の子供・モーグリは、バギーラの計らいにより、オオカミの群れの中で惜しみない愛を受けながら育てられる。
しかしある時、人間嫌いのトラのシア・カーンがジャングルに戻ってきた。モーグリの存在に気付くなり、オオカミたちに脅しを掛ける。
オオカミはトラには勝てない。群れの話し合いは紛糾したが、モーグリが自ら群れを出ることを表明。バギーラに付き添われながら、モーグリはジャングルを抜けた先にある人間の村を目指す。
しかし、人間・モーグリをどうしても自分の手で殺したいシア・カーンは、オオカミの縄張りに行き、ある行動に出るのだった…。
見終わってから監督はジョン・ファヴロー氏ということに気付いたんですが、なるほどねー面白かった訳だよ~!と納得。
(アイアンマン1、2で監督&運転手のハッピー役のお方です)
以下よりネタバレ含む感想になります↓
CMで散々謳われていた通り、モーグリ以外は全てCGだった訳なんですけど、余りにも美しすぎて、『あれ?動物はCGだけど、ジャングルには撮影に行ったんだっけ?』と思ってしまったくらいです。
実際、動物は勿論、ジャングルもモーグリが座ったりする本当に少しの部分だけセットで、あとは全部CGだったと知り、技術に驚愕致しました。本当に凄かった!
アニメ映画版モーグリが『バギーラの言いつけで嫌々ながら人間の村に行こうとしている』のに比べ、映画版モーグリは『自分は人間の村に行かなければならない』とちゃんと意思を持っているのがしっかりしているな~と思いました。
モーグリがこの考えに至っているのにもちゃんと理由付けがされていて、水牛の群れの中を歩いている時に、シア・カーンの急襲を受けて、モーグリ自身がトラと対峙した時の命の危険を感じているんですよね。
あと、アニメ映画のほうではオオカミたちの描写って皆無だった訳ですけど、そこも掘り下げられてて良かったですね。グレイめっちゃ天使だった…!
掘り下げたことにより、一旦人間の村へ向かおうとしていたモーグリがまたジャングルに戻る理由がしっかり出来た訳で、それも良かったですよね。
てゆうかキング・ルーイ怖過ぎ。
インドのジャングルにオラウータンは存在しなかったという理由でイエティに変更されたらしいです。
後からパンフレット読んで『あれイエティだったのか!』って納得&面白い設定だな~とは思いましたけど、映画観てるだけだと本気で『なななな何あの化け物???!!!』とビビりました…。
キング・ルーイの声はクリストファー・ウォーケンですが、私の中でクリストファー・ウォーケンって言うと『トゥルー・ロマンス』のマフィアの相談役ヴィンセンツォ・ココッティや『パルプ・フィクション』のケツに懐中時計を入れてたクーンツ大佐のイメージが強いんですよね(笑)QT映画ずくしですね(^▽^;
でもサルのパートは凄く良かったな~。
バルーとバギーラが一緒に、サルに攫われたモーグリを救出に向かう訳ですけど、急流で足止めを喰らったバギーラに、川に強いクマのバルーが飛び込んで足場になってあげたり、岩登りの時にしんど過ぎて涙目なバルーをバギーラが励ましてあげたり。とっても良い保護者に愛されているんですね、モーグリ。
そもそも、ゾウのパートで人間としての道具を使いながらゾウを助けてあげる優しいモーグリ、そしてそれを見つめるバルーとバギーラの表情がまた、優しかったですからね。あのシーンは涙腺刺激されまくりでした。愛に溢れているなぁ。
で、アキーラの死を知ったモーグリがシア・カーンへ復讐するために、人間の村で『赤い花』を手に入れようとする訳ですね。
村での描写ですが、『人間』という生き物が得体のしれないおどろおどろしい感じに表現されていて、面白いなぁと思いました。
モーグリは人間なんですけど、初めて見た、大きな『赤い花』を操る人間に凄く萎縮してしまっていました。ジャングルで育ったモーグリは、やっぱり人間とはまた少し違うんだな、と再認識させられます。
ちなみに、CMでモーグリが『赤い花』を手にしているのを見て、アニメ映画とは違う展開なんだろうな~とは思っていましたが、アニメ映画の方にもう1つのエンディングというものがありまして(特典映像とかで見れます)、そっちでモーグリが『赤い花』を手にジャングルに戻るシーンがあるんですよ。
でもそのもう1つのエンディングって、正直『なんだかなぁ…』みたいなモヤッとするものだったので、え~そっちに準ずる感じになるのかな~と不安だったんですが、全然違う展開で心底安心致しました。そして物凄く良かった!!笑
モーグリに皆味方して戦ってくれたのも盛り上がりましたけど、その後シア・カーンと1対1で戦うところ、本当に良かった!
モーグリ、賢いですよね。仲間と違って爪も毛も皮もないけど、それを補うために道具を使う。
人間のやり方だし、っていうのでちょっと負い目を感じてたけど、バルーに『モーグリのやり方ってことでいいじゃないか』的なこと言われてきっと『このやり方を認めて良いんだ!』と思えたんじゃないですかね。バギーラも『人間のやり方で戦え』って送り出しましたし。(バギーラのこの考え方の変化にはゾウの1件があったんだろうな…)
で、ラストね…。モーグリがジャングルに残ってくれて本当に良かったな~。てかバルーも一緒に住む方向なの?遊びに来てるだけ?笑
ラスト3人(匹?)のシーン、凄く好きですね。あれがイラスト調になって、そして本が閉じるっていう終わり方、本ッッ当に最高でした。やっぱりDズニ映画は本がなきゃー!!と思うので。
EDめっちゃ楽しいですね。キング・ルーイ無事やったん。みたいな。笑
後はスカヨハの歌う『Trust In Me』最高ですね。超カッコイイ。あれ欲しくてサントラ購入しました(^▽^)
いやはや、兎にも角にもめちゃめちゃ良い映画でした…是非皆さんに観に行ってほしいなぁ…!
って、この感想読んでるのは大体観た人ですよねー!
あ、あと言い忘れてましたが、主役のニール・セティくん可愛すぎです。笑
畳む
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