I LOVE YOU, 唇噛んだ

ジャンル問わず色々つらつらと

No.319


『ジェイン・オースティンの読書会』にてファンになってしまったケヴィン・ゼガーズの作品で内容も気になったやつ。
若いケヴィンが本当に美しいですね…!




トランスセクシュアルのブリーが、性転換手術で完全に女性に成る前に、男だった時に関係を持っていた女性との間に生まれていた息子と、NYからLAに行くまでのロードムービー。
教会の人という設定で息子と一緒にLAに行く事になったブリーと、まさかこの女性が自分の父親とも知らずにいるトビー。徐々に色んな事が明るみになっていきますが、最後の最後で父親である事を明かすシーンが、何とも言えず残酷だなぁと思いました。
トビーにしたら、男だったとか関係なく、この女性と一緒になりたいと思ってしまったのに、まさかそれが父親だったなんて困惑どころではないでしょう。

しかし2人とも演技が素晴らしいですね。ちゃんと見て居る側にも感情の機微が伝わります。
そう、演技って言えばフェリシティ・ハフマン!素晴らしい!
デス妻をタイトル程度しか知らなかった私は、特典映像を見るまで彼女があんなにも綺麗な女優さんだと思いませんでした!
だってこの映画の中の彼女は、喋り方や声、髪型や格好、どれをとっても男性らしさを感じさせるものでしたから。この瞬間、『ああ、女優さんってすごいな~!』と改めて感じざるを得ませんでした。
立ちションのシーンではちゃんとペニスがついていましたし。(勿論メイクってことは分かってるんですけど、恐らくこの影響で「演じてる人は男だと思っていた」という意見が多いのでしょう)

あ~でもケヴィンが男娼の役なので綺麗な肌やお尻を出してくれたりするんですが、本当美しいです(笑)
最終的にはゲイ向けポルノ俳優になっちゃったり。しかし金髪よりは茶髪の方が彼の美しさを際立てていると思わされました。

…と、やはりケヴィンの美しさに偏りかけてしまいそうですが、この映画は本当に素晴らしかったです。買って良かった!
畳む

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